近代歯科インプラントの歴史
1913年 | Grennfieldにより白金イリジウムからなるケージ型の人工歯根が行われた。 |
1938年 | Strock兄弟によりネジ式の人工歯根が臨床応用された。 |
1958年 | Chercheveは上部構造とインプラント体のtwo-partからなるsleep-away人工歯根を考案した。 |
1964年 | スウェーデンの整形外科医 ブローネマルクがチタンと骨とのオッセオインテグレーションOsseointegrationを定義した。 |
1967年 | 北米でブレードベンド人工歯根が開発された。 |
1970年頃 | 下顎の臼歯部にもインプラントが応用されるようになった。 |
1970年代 | 大阪歯科大学の川原春幸らにより日本で単結晶サファイア・タイプ(バイオセラム)が開発された。 |
1970年代 | スイスではITIタイプ、ドイツではIMZ(のちのカムログ)タイプが開発された。 |
1985年 | インプラント体表面にHAコーティングされたCalcitekインプラントが開発された。 |
1990年代 | 上顎洞提挙上術、骨移植、GBR、抜歯即時埋入などの適応症が拡大された。 |
1994年頃 | 審美性を強く意識した多くの術式が開発される。 |
1995年頃 | 各システムに優れた回転防止機構、フィクスチャー体破折防止機構が導入される。 |
1990年代後半 | 日本においても歯科インプラントが一般的となり欠損補綴の第一選択となる。 |
日本で最初にインプラントを開発した川原春幸先生は私の恩師です。