インプラントを長持ちさせるには
Q16 インプラントを長持ちさせるにはどうすればよいですか?
A16
インプラントを長期にわたり、使い続けるためには、定期的な管理と歯科衛生士による専門的ケアが必要になります。
就寝中に歯ぎしりが予想される場合にはマウスピースを装着する必要もあります。
定期検診はおおむね1年に2回必要です。レントゲン写真による確認や咬み合わせの調整を行います。また歯科衛生士による特殊な機械を用いて専門的な歯の消毒・メインテナンスを行います。これのよりバイオフィルムとよばれる歯の表面のばい菌の薄い膜を取り除きます。
また当院ではご自宅での人工歯根のお手入れには電動歯ブラシを推奨しています。電動歯ブラシを所有されていない方には歯科衛生士より、当院で推薦している製品をご案内させていただいております。
なお1年に2回以上の定期検診を受診されませんと、上部構造(セラミックなどのかぶせもの)については5年間、骨内に埋め込まれたフィクスチャーについては10年間の保証期間を設けていますが、それらの保証を受ける資格が失効しますのでご注意ください。保証が失効した場合には万一不具合が起きた場合に無償でのやり直しが受けられないことになります。
歯ぎしり防止装置